

コロナ禍。私はその真っ只中に就職し、渋谷に出勤していた。人の少ないスクランブル交差点を通る毎日。そして帰ってもテレビのニュースではコロナ禍の象徴として渋谷のスクランブル交差点が多く映された。休みの日でもそれは変わらず、私はまるでずっとスクランブル交差点にいるような錯覚を覚えた。1年、2年と経ちスクランブル交差点にもだんだんと人が戻ってくるとカメラを持ち写真や動画を撮る人の多さに改めて気づいた。そうか、ここは世界で1番と言っても過言ではないほどの視点が交差する場所なのだ。テレビカメラ、ライブカメラ、人々のスマホそしてそこを通る私の目線、これらを合わせた作品を作りたいと考えたときに真っ先に浮かんだのがキュビスムだった。 【作品概要】 2020~2023年のスクランブル交差点を自分が撮った写真、テレビに映っていたスクランブル交差点を撮った写真、ライブカメラのスクショ、誰かが撮ってTwitterにあげたスクランブル交差点の写真を集めてマップの配置と合うように構成している。 キュビスムで構成することで様々な視点の交わりを表現している。
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